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消費者問題コラム「展示会商法について」

 「着物の素人モデル募集」「モニター募集」「展示会での販売のお手伝い」等の求人に応募すると、着物や帯の購入を条件とされ、さらに友人らを展示会に連れて来なさいと求められることがあります。  これが、いわゆる「展示会商法」です。高齢の女性をターゲットにした着物の販売業者が典型ですが、貴金属類や絵画の販売業者もあります。  「展示会商法」には2種類あります。一つは「展示会での販売のお手伝い」等の求人広告自体が営業活動となっているものです。つまり、応募した人自体を第1段階のターゲットとして着物や帯を売りつけ、次に展示会に友達を連れて来させることで、これを第2段階のターゲットにします。展示会に友達をたくさん連れて来れればいいのですが、呼べる友達がいなくなると辞めるように仕向けます。これは、一種の求人商法と言えるでしょう。  もう一つの「展示会商法」は、ダイレクトメールやチラシで勧誘するのですが、展示会場をホテルなどの豪華なところにして豪華なサービスすることで参加者が勧誘を断りにくいようにする、或いは会場を交通の不便な温泉旅館などにして契約しないと連れて帰ってもらえないかもしれないと思わせて契約させるものです。ひどい場合、お客さんの靴を取り上げて販売することもあるようです。  こういった悪質業者は「客の方から出向いて来ているのだから訪問販売には当たらず、クーリングオフはできない」と必ず言います。しかし、「展示会商法」の通常の参加者は、デパートなどの展示会と同じようなものと勘違いして出向いているに過ぎません。こういった展示会での契約は解約できる(クーリングオフ)ことになっていますので、くれぐれも業者の言葉にだまされないで下さい。
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