法律相談Q&A

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時効以外に主張できること(過払金請求)

Q

時効以外に主張できることはあるのですか?

A

あなたが、今回請求されたお金を借りる前にも、債権者からお金を借りていて返し終わっている場合、特に、債権者と長年取引があり、お金を借りたり返したりを繰り返している場合は、以前の取引から過払金が発生している可能性があります。過払金は、あなたが債権者から返してもらうべきお金です。過払金が発生している場合は、過払金を差し引きして請求金額を大幅に減らすことができたり、そもそもあなたの債務はすでに消滅しており、逆に過払金を返還してもらわなければならなくなっているかもしれません。
以前の取引がある場合は、債権者にあなたとの取引の履歴を最初の分からすべて開示するよう請求し、過払金が発生していないか調べ、過払金が発生している場合は、裁判の中で適切な主張をする必要があります。
また、お金を借りたのは確かだが、それはもう返した、あるいは、返済の代わりに自動車や不動産などの財産を債権者に渡したといった場合は、裁判の中でそう主張することが大切です。そういった主張をしないで放っておくと、債権者の主張が全面的に認められ、再度返済しなくてはならなくなるおそれもあります。

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